ページの先頭です


本文の始まりです

飼育者さま

ペットの病気と検査

MRI検査でわかる水頭症

水頭症とは

脳の中の脳室に液体(脳脊髄液)が病的に多く存在し、脳室が拡張する状態で先天性と後天性があり、犬や猫で比較的よく見られる病気です。

水頭症の病気はなぜ起こる?

脳内(脳室の脈絡叢など)で作られる脳脊髄液の流れや吸収の異常、または生産が多くなることによって水頭症は起こります。脳や小脳の奇形や機能異常(炎症)や腫瘍などによって起こることが考えられます。

主な症状

  1. 先天性(閉塞性・非交通性が多い)
  2. 後天性(閉塞、脳実質の欠損、腫瘍、炎症 ウィルス性、細菌性など)

水頭症の病気になりやすい品種

チワワ、ミニチュアダックスフンド、マルチーズ、トイプードル、ボストンテリア、シーズー、ヨークシャテリア、ポメラニアンなどの小型犬種に多く見られる。

家庭でできるチェック方法

先天性

  1. 体格が小さい
  2. 泉門が開いていることもある
  3. ドーム状の大きな頭
  4. 外腹斜視
  5. 尿のトレーニングがしにくい
  6. 発作、行動の低下、失明

後天性

原因となる病気による症状 (例)意識低下、発作など

検査方法

エコー、X線、CT、MRIの検査によって脳室内の液体を調べます。 重度の水頭症はX線ですりガラス様の所見、泉門が開孔している場合などはエコーによる診断も可能なことがあります。CTでは脳内の側脳室、他の脳室、くも膜嚢胞などの形や大きさが描出されます。またMRIによる検査では脳の状態、各脳室の大きさや形、小脳大脳の圧迫の様子がより細かく見ることができます。

治療方法

治療方法 説明
内科療法 脳圧を下げる(利尿剤、ステロイドなど)原因となる病気の治療
外科療法 腹腔などにチューブで外科的に脳室から脳脊髄液を送る(外科的シャント術)

水頭症が発見されたMRI画像

MRI画像

正常な犬の画像

MRI画像 水頭症(犬)

犬のMRI画像、水頭症。T2強調画像

MRI画像 水頭症(猫)

猫のMRI画像、水頭症。T2強調画像

本文の終わりです。


ページの先頭へジャンプします