ペットの病気と検査
CT検査でわかる肺腫瘍p>
肺の腫瘍とは
肺に単独、または多発の腫瘤ができる病気です。
肺腫瘍の病気はなぜ起こる?
肺腫瘍の発生の仕方には2通りのパターンがあります。
| 分類 | 説明 |
|---|---|
| 転移性の肺腫瘍 | 乳腺癌、甲状腺癌、血管肉腫、骨肉腫、扁平上皮癌、移行上皮癌、および口腔や四肢のメラノーマから肺へ転移します。 |
| 原発性の肺腫瘍 | 他臓器の腫瘍からの転移ではなく、肺から発生した腫瘍です。犬や猫では転移性より少ないといわれています。後葉と副葉に多く発生します。また、右葉に多く発生します。 |
主な症状
- 咳
- 発熱
- 元気消失
- 体重減少 など ※ 肺腫瘍の25%は初診のときに無症状です。
※ 骨などに転移している場合は四肢の痛みや不全麻痺(左右差のある麻痺)、跛行(肢を引きずる)がみられます。

肺腫瘍の病気になりやすい品種
性別や品種による差はありませんが、8~9歳以上の犬と猫に多く発生します。また、ボクサーに多く発生するといわれています。
検査方法
多方向のX線撮影、CT撮影
治療方法
| 治療方法 | 説明 |
|---|---|
| 外科的治療法 | 単独の腫瘤、又はたくさんの腫瘤が一つの肺葉に形成されていて、他肺葉に転移していない場合は切除することができます。 |
| 内科的治療法 | 放射線療法に関しては腫瘍の病理学的な検査結果によって検討します。 |
肺腫瘍が発見されたCT画像
症例紹介
M・ダックス 14歳 雄
症状:鼻汁 咳 呼吸数上昇
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| 矢印で示してあるのが腫瘤です。 | 円の中に多数の腫瘤が認められます。 |
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