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飼育者さま

ペットの病気と検査

MRI検査でわかる脊髄疾患 脊髄腫瘍

脊髄腫瘍とは

脊髄およびその周囲組織に発生する腫瘍の総称です。脊髄は脊柱管の中にある硬膜という膜に囲まれています。脊髄腫瘍はその存在する場所によって次の3つに分類されます。

猫の脳腫瘍 MRI画像
  1. 硬膜外腫瘍:硬膜の外側に発生し、硬膜の外から脊髄を圧迫する…A
  2. 硬膜内髄外腫瘍:硬膜の内側で脊髄と硬膜の間に発生し、脊髄を圧迫する…B
  3. 脊髄内腫瘍:脊髄の中に発生する…C
D:硬膜 SC:脊髄 T:腫瘍

メディカル・サイエンス・インターナショナル「脳脊髄のMRI」より

※ 硬膜外腫瘍は犬の脊髄腫瘍の中で最も多く、約50%といわれています。

主な症状

病変ができた場所によって様々な症状をおこします。脊髄神経に浸潤したり、圧迫したりすることで痛みを伴います。

脊髄腫瘍になりやすい品種

猫の脳腫瘍 MRI画像

特にありませんが、大型犬がよりリスクが高いと言われています。犬猫ともに年齢による差はありません。

検査方法

神経学的検査に基づいてMRI検査を行い、他の脊髄疾患(椎間板ヘルニア、脊髄軟化症など)と鑑別します。X線検査、CT検査は脊椎骨に病変が及んでいる場合に有効です。

※ 確定診断には病変部の細胞を検査する必要があります。

治療方法

硬膜外腫瘍と硬膜内髄外腫瘍は外科的手術の対象となります。 猫ではリンパ腫が多いので化学療法が有効なケースがあります。

脊髄腫瘍が発見されたMRI画像

種類:スコティッシュフォールド 4歳 雄
症状:後肢を引きずる。排尿困難

矢状断像 T2強調画像 矢状断像 造影T1強調画像
矢状断像 T2強調画像 矢状断像 造影T1強調画像
横断像 造影T1強調画像 冠状断像 T2強調画像
横断像 造影T1強調画像 冠状断像 T2強調画像

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