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飼育者さま

ペットの病気と検査

MRI検査からわかる脳疾患 パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)

パグ脳炎とは

パグで最もよくみられる脳炎ですが、ヨークシャーテリア、マルチーズ、ペキニーズなどパグ以外の犬種でもみられます。“壊死性髄膜脳炎”とも呼ばれています。

主な症状

発作が最も一般的な症状です。意識が低下してぼんやりしてしまう、ぐるぐる回り続ける、目が見えなくなってしまうなどの症状が起こることもあります。脳のどこに炎症が起こるかによって症状は様々です。

パグ脳炎になりやすい犬種と年齢

パグ、ヨークシャーテリア、マルチーズ、チワワ、シーズー、ラサアプソ、ペキニーズなどの小型犬種。幼犬~中齢犬に発生しやすいと言われています。

検査方法

頭部のMRI撮像検査および脳脊髄液の検査を行い、症状、神経学的検査、血液検査等の結果から総合的に診断します。ジステンパー脳炎などウイルスが原因で起こる脳炎、細菌や真菌、原虫などが原因で起こる脳炎、肉芽腫性髄膜脳炎などとの鑑別を行います。MRIの画像では炎症と壊死が見られるのが特徴です。

治療方法

外科的手術の対象にはならないので、炎症を抑えたり発作を抑えたりする内科的な治療を行います。

パグ脳炎が発見されたMRI画像

症例1

種類:パグ 2歳 雌
症状:発作

パグ脳炎 MRI画像1枚目 パグ脳炎 MRI画像2枚目
頭部 矢状断像 T2強調画像 頭部 横断像 T2強調画像

症例2

種類:ヨークシャーテリア 3歳 雌
症状:ふらつき 左旋回

パグ脳炎 MRI画像3枚目  
頭部 矢状断像 T2強調画像  
パグ脳炎 MRI画像4枚目 パグ脳炎 MRI画像5枚目
頭部 横断像 T2強調画像 頭部 横断像 造影後T1強調画像

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