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飼育者さま

ペットの病気と検査

MRI検査でわかる脳腫瘍統計

犬と猫の脳腫瘍 ~どの種類の犬猫に多い?~

近年、ペットの生活環境や食生活の変化、また飼育者の意識向上に伴ってペットの寿命が延び、高齢の犬猫が増えてきています。そして高齢化にしたがって腫瘍をはじめ、様々な病気の発生率も増加していきます。脳腫瘍発生年齢の平均値は約10.26歳、犬ではG・レトリーバーで多く発生し、雑種犬、L・レトリーバー、W・コーギー、シェットランド・シープドッグ、M・シュナウザー、シーズーなど様々な犬種で発生します。また、猫での発生も多く、特にアメリカン・ショートヘアで比較的多くみられます。

脳腫瘍 犬種別発生頭数
脳腫瘍 年齢別発生頭数

症状

脳腫瘍が発生すると、腫瘍の発生部位によって様々な神経症状が認められます。 (2007年5月号 MRI検査でわかる脳腫瘍 参照)  発作を主訴としてMRI検査を実施した8才以上の犬猫のうち、約37%で脳腫瘍が発見されています。

脳腫瘍 主訴内訳
8歳以上の発作主訴症例 所見別内訳

症例紹介

症例1 ミニチュア・シュナウザー 9歳 雄(転移性腫瘍)

症状:けいれん発作、左旋回運動、後ろ足に力が入らない、など

造影T1強調 矢状断像 造影T1強調 横断像 造影T1強調 冠状断像

症例2 L・レトリーバー 11歳 雌 (三叉神経腫瘍)

症状:三叉神経麻痺、外貌の変化(咬筋・側頭筋の萎縮)、左旋回運動など

T2強調 矢状断像 T2強調 横断像 造影T1強調 横断像

症例3 アメリカン・ショートヘア 14歳 雄(髄膜腫)

症状:歩様ふらつき、左旋回運動など

T2強調 矢状断像 造影T1強調 横断像 造影後T1強調 冠状断像
T2強調 矢状断像 造影T1強調 横断像 造影後T1強調 冠状断像

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