ペットの病気と検査
MRI検査、CT検査でわかる骨肉腫p>
骨肉腫とは
骨原発性の悪性腫瘍であり、進行が早く他臓器への転移も起こしやすい、非常に恐ろしい腫瘍の一つです。 他の腫瘍と同様に明らかな原因は不明ですが、中~高齢の動物で発生が多くみられます。
好発品種
ゴールデン・レトリーバー、ジャーマン・シェパードなどの大型の犬での発生が多くみられます。また、猫でも発生がみられます。
発生好発部位
- 前肢の骨(橈骨、上腕骨など)や、後肢の骨(大腿骨、脛骨など)での発生が比較的多くみられます。
- その他、上・下顎骨、脊椎、頭蓋骨、肋骨などでの発生もみられます。
症状
腫瘍が発生した場所により、様々な症状がみられます。
| 発生場所 | 症状 |
|---|---|
| 四肢の骨 | 肢の挙上(肢を持ち上げる)、跛行(肢をひきずる)など |
| 上・下顎の骨 | 採食困難(食事がうまく食べられない)など |
| 脊椎 | 四肢の麻痺など |
| 頭蓋骨 | 顔面の変形など |
※ 発生場所にかかわらず、病変部位の腫脹(腫れ)や痛みがみられる事もあります。
検査方法
| 検査方法 | 詳細 |
|---|---|
| CT検査 レントゲン検査 |
骨の形に異常がないかを検査する。骨肉腫の場合、骨組織の破壊と増殖がみられる。また、同時に胸部の検査を行い、転移の有無を調べる。 |
| MRI検査 | CT/レントゲン検査で脊椎や頭蓋骨など神経組織の近くの骨に病変がみられた場合、MRI検査を行い神経組織への影響を検査する。 |
※ 画像から腫瘍性病変が疑われた場合、確定診断には病理検査などが必要になります。
治療方法
多くの場合、外科手術と化学療法、あるいは外科手術と放射線治療など様々な治療の併用が選択されます。
※ 腫瘍の発生場所や大きさ、経過などによって治療方法は異なります。
骨肉腫のCT/MRI画像
症例1 G.レトリーバー 4歳
症状:右前肢の跛行、腫脹と痛み
※ 右前肢における骨融解像
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| CT画像 横断像 |
症例2 ウェルシュ・コーギー 7歳
症状:右前肢の跛行、右肩甲部の腫脹
※ 肩甲骨における骨融解像と周囲筋肉の腫脹が認められます。
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| CT画像 横断像 | CT画像 3D |
症例3 ボルゾイ 8歳
症状:後肢の麻痺
※ MRIでは椎体の異常と脊髄の圧迫が、CTでは骨融解像が認められます。
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| MRI画像 矢状断像 | CT画像 3D |
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