ペットの病気と検査
MRI検査でわかる猫の脳腫瘍p>
脳腫瘍とは
頭蓋骨内に発生する腫瘍の総称で、脳、髄膜、下垂体などに発生する原発性、転移性腫瘍を全て呼んでいます。
脳腫瘍の種類
中~高齢猫の脳腫瘍の多くは髄膜腫や転移性のリンパ腫と言われています。 その他、星状細胞腫、神経鞘腫、下垂体腺腫などがあります。
主な症状
キャミックに来院し腫瘍がみつかった猫の症状でもっと多いのは発作(けいれん)です。その他、ふらつきなどの歩行異常、旋回運動、視力異常などの症状もみられます。
脳腫瘍が多くみられる品種
キャミックでは、アメリカン・ショートヘアが比較的多い傾向にあります。(2008年7月号 MRI検査でわかる脳腫瘍統計より)
検査方法
頭部MRI
治療方法
| 治療方法 | 説明 |
|---|---|
| 外科療法 | 大脳の表層にある単独の腫瘍は、外科的に切除する事があります。猫の髄膜腫は犬に比べ、正常な脳組織との境界が明確なため、外科的切除が有効な場合が多いです。 |
| 放射線療法 | 脳腫瘍でもっとも広く行われている治療方法で、単独または、外科療法や化学療法と併用して使用されます。 |
| 化学療法 | 単独または、外科療法や放射腺療法と併用して使用され、特にリンパ腫では良い効果が得られます。猫ではリンパ腫の転移が多いため、化学療法が多く使用されています。 |
| その他 | 抗けいれん薬による発作の抑制や、ステロイド療法による腫瘍に関連した炎症、腫脹の改善などの対症療法があります。 |
脳腫瘍のMRI画像
症例紹介
雑種猫 12歳 雄
症状:旋回運動 発作
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| T2強調画像 横断像 | 造影後T1強調画像 冠状断像 |
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